2014年5月31日土曜日

電子黒板を使うと、授業への姿勢が変わる?

平成21年の補正予算では、日本にある公立小中学校に電子黒板を1台ずつ配置するように予算措置が組まれています。さらに1人に1台タブレット端末を設置できるように急ピッチで準備が進められている現状があります。今までの授業では、教室の前にある黒板にチョークを使って勉強を行っていました。電子黒板はこの黒板にデジタル機能がついたものを言います。特にパソコンと連動して使用できるものは、非常に便利で、黒板に書いたものをそのまま保存することもできますし、間違って記入したものをやり直すこともできるので、何度でも回答することができます。また図や表が非常に見やすく、縮小拡大も可能で、ペンのカラーもチョークに比べると種類も多く、太さなども選ぶことができるのです。電子黒板を使用して授業を行えば、先生側の授業準備も効率よく行えるので時間短縮することができるでしょう。また生徒たちにとっても、わかりやすく、見やすい授業を受けることができ、ただ聞いているだけの受動的姿勢から、積極的に授業に参加する能動的姿勢へと変化していくでしょう。

2014年5月28日水曜日

義務教育では読み書きが大切である

義務教育での電子黒板やタブレット端末の導入が進められていますが、小学生においての授業ではタブレット端末のみを使用した学習ではよくないという意見もあります。子供が小さいころは、知識をしっかりと定着させてあげることが重要な時期です。もちろん電子黒板やタブレットなどのデジタル機器を使った学習はわかりやすく効率的ですが、従来からあるノートと教科書、黒板を使用した授業で、計算問題や漢字の書き取り、書写などを自分の手で書くという授業時間は絶対に必要でしょう。

タブレットばかり頼って、書いて覚える勉強方法をしていないと、漢字が読めても書けない大人になってしまうかもしれないのです。また読んだり、書いたりすることで人は物事を覚えていくので、ノートに書き写すという行為は少なからず大切であると言えるのではないでしょうか。もちろん学習意欲を伸ばすためには、教育のIT化は必要でしょう。今まで通りの教科書やノートをなくさずに、デジタル機器も適度に使用していくことで、より学習の幅は広がるのではないでしょうか。

2014年5月26日月曜日

教育のIT化は特性を生かして行うべき

教育を効率よく行うためには、色々なツールを使う方がよいとされてきています。以前の教育現場では紙の教科書と黒板を使って行うのが当たり前になっていましたが、最近では電子黒板やタブレット端末の導入が進められており、教育のIT化が進んでいます。教科書にしろ、パソコン、電子黒板、タブレットなどそれぞれ利点や特性があるので、それを踏まえた上で使い分けをすると、より効率のよい、理解しやすい授業内容になるのではないでしょうか。まずは教科書やノートを使った授業は学習をしたという実感が得やすいと言われています。また目が疲れることもなく、読みやすく、書きやすいという特性があるでしょう。またパソコンや電子黒板に置いては、形がイメージしやすいという利点があります。またタブレット端末に置いては、退屈することなく授業を受けることができ、授業を受動的に聞くだけでなく、積極的に参加することができると言われています。また図や表、グラフ、動画など視覚的に覚えやすい授業内容が多くなるので記憶に残りやすいでしょう。

2014年5月20日火曜日

入力端子も多数ある

現在のインタラクティブホワイトボードは色々な機器と接続が可能になっているのですが、色々な機器を接続するためには、全てマウスやキーボードのようにコードレスとなっている訳ではありませんので、コードで繋ぐ必要があります。そこで重要になるのが入力端子なのですが、インタラクティブホワイトボードは入力端子の数も豊富なので安心です。
同じ形の入力端子が多数あってもそれほど役には立たないのですが、色々なタイプの入力端子がたくさんあるので、コードさえきちんと揃えておけば、様々な機器と接続して効率的に電子黒板が使えます。だからこそ教育面や仕事であっても幅広く使用することが可能なのですが、もちろん機種によっても入力端子の数や種類が変わってくるので、きちんと確かめておきましょう。
一般的なインタラクティブホワイトボードであれば、LANポートやビデオ入力端子、モニタ出力端子やHDM端子、音声の入出力やマイク端子などが付いているので、かなり多種多少な使い方ができるというのもインタラクティブホワイトボードの魅力です。

2014年5月17日土曜日

国内外の至るところと共有可能

インタラクティブホワイトボードはイントラネットを経由することで、色々な地域と共有が可能になります。国内であれば当然でしょうが、海外であっても共有が可能になるので、語学の勉強をする時などにうまく活用することができます。また、海外支社とも共有することができるので、情報交換などにも役立つでしょう。
このように色々な場所から共有することが可能なインタラクティブホワイトボードですが、実はパソコンやアイパッドと言ったタブレットとも共有することが可能になっています。だから生徒にタブレットを支給し、教師は電子黒板を使って色々な解説をすることや、問題を主題すると言った授業が可能になっているのです。
他にもこのような共有システムを利用して、テレビ会議システムと連携すると言った方法を取ることもできるのですが、当然全てのインタラクティブホワイトボードで可能という訳ではありませんし、ソフトのインストールが必要になる場合もあるので、購入する時にきちんと確認しましょう。

2014年5月16日金曜日

電源を入れればすぐ使える

電子黒板の中には、使用できるようになるまでソフトを起動させるなどの面倒な作業を行わなくてはいけない場合もあるのですが、新しいインタラクティブホワイトボードであれば、電源を入れるだけで他に何もしなくても書き込みができるようになる種類も販売されています。よって使用したい時に電源を入れればすぐに使えるので、コンピューターが苦手という人や、初めてインタラクティブホワイトボードを使う人でも安心です。
更にパソコンと同じように、スタンバイ機能が搭載されているのですが、スタンバイ機能とは、電源を入れた状態で画面に何も表示されない状態にしておくことで、画面に手を軽く触れるだけで電源が入る状態になっています。休憩時間などには、短時間と言えども電源を入れっぱなしにしておくのはもったいないのですが、スタンバイ機能があれば節電にもなります。
このようにインタラクティブホワイトボードは簡単に誰でも使えるというメリットがあるのですが、今後もどんどん面倒な機能を使わないで、簡単に使用できるように進化していくでしょう。

2014年5月15日木曜日

修理を依頼する前にまず確認

インタラクティブホワイトボードは教育機関や会社などで頻繁に使用していることから、やはりある程度の年月が経てば故障してしまうのは仕方がないことです。しかし、故障したから修理を依頼しようと思う前に、まずは本当に故障なのかを確認しておきましょう。
よく故障かと思ったら、実際には故障ではなく、電源が入らなかったのはコンセントを入れていなかったなどと言った事例が実際にあります。通常電子黒板のような精密機器の製品は、説明書に故障かと思ったら確認するなどと言った内容で色々と書かれていることが多くなっています。まずは焦らずに故障かどうか確認していましょう。
しっかりと確認し、本当に故障であった場合には、できる限り正確に状況を伝えて修理を依頼するようになるのですが、インタラクティブホワイトボードにも当然寿命があるので、かなり長い年数使用しているのであれば、修理の依頼をするよりも、買い替えた方が安上がりになる場合もあります。

2014年5月14日水曜日

ハードの種類

現在色々な種類の電子黒板が販売されているのですが、インタラクティブホワイトボードは基本的に3種類存在しています。その3種類とは、プロジェクター一体型、液晶ディスプレイ型、ワイドスクリーン液晶ペンタブレット型です。どのタイプも一長一短があるので、よく特徴を理解しておき、使用用途に応じて選ぶようにしましょう。
プロジェクター一体型は、名前の通りにディスプレイとプロジェクターが一緒になっているのが特徴で、光源の問題に優れていることから、近くに来ても陰で見づらくなるようなトラブルを改善できます。
液晶ディスプレイ型はプロジェクターが不要なタイプなので、とてもコンパクトになっているのが特徴です。ワイドスクリーン液晶ペンタブレット型は、一般的な液晶ディスプレイ型と同じようなタイプですが、Meeting Proソフトウェアを使用できるのが特徴になっています。
もちろん同じ種類でも色々と製品によって異なっている面があるので、よく担当者の説明を聞いて、どの種類を導入するべきかを決めるようにしましょう。

2014年5月13日火曜日

一体型の電子黒板

電子機器や精密機械というのは、進化していくと小さくなったり薄くなったりするのが特徴ですが、今までは2つの機械が無いと使えなかった物が、1つに合体して使用できるようになる場合もあります。電子黒板も決して例外ではなく、通常はインタラクティブホワイトボードとプロジェクターの両方が無ければ使えませんが、現在ではインタラクティブホワイトボードとプロジェクターが一体化した製品も販売されています。
インタラクティブホワイトボードとプロジェクターが一体化しているということは、準備にも殆ど時間は掛かりませんし、値段もそれほど高いという訳ではありません。
このようにインタラクティブホワイトボードとプロジェクターが一体化してしまうと、画面が見にくくなってしまうのではないかと心配する人もいるでしょう。しかし、現在の技術はかなり進歩しているので、全く見にくくなることはありませんし、逆にインタラクティブホワイトボードの目の前に人が立っても、影にならないというメリットもあるのです。

2014年5月12日月曜日

パソコンに取り込むこともできる

インタラクティブホワイトボードでよくあるパソコンとの共有方法は、パソコンで作成したデータを電子黒板に取り込んで再生するというパターンですが、インタラクティブホワイトボードであれば逆のパターンも可能です。インタラクティブホワイトボードで書いた内容をパソコンに取り込んで保存することや後で見直すこと、プリントアウトする事など色々な使い方ができます。
例えば勉強を行う時に、電子黒板に書いて説明したことをパソコンに取り込んでおけば、次回使用する時にパソコンから電子黒板に再び取り込んで授業を行うという方法もできますし、別のクラスでも同じ内容の授業ができるようになるという利点もあります。
もちろん仕事でも使用できるのですが、インタラクティブホワイトボードのデータをパソコンに取り込むだけであっても、かなり効率的な使い方ができるようになります。もちろんパソコンでも再生可能なので、先生が電子黒板に書いた内容をパソコンに取り込み、家で復習するという勉強方法もできるようになるのです。

2014年5月10日土曜日

年間保守契約があるのが一般的

インタラクティブホワイトボードを製造販売している業者の中には、一定の料金を支払うことによって、年間保守契約を結ぶことが可能な場合も多く存在しています。年間保守契約とは、通常の保障期間を過ぎても無償修理を行ってくれるサービスですが、必ず無償修理を行うためには条件が付いているのが一般的です。
使用している時間が長い場合や、部品交換が必要な場合には有償になると言った場合が一般的なので、必ず契約する前に詳しい内容を確認しておく必要があります。似たようなサービスは一般的な家電量販店でも、パソコンなどの精密機械を購入した場合には、通常の保障期間を超えても無償で修理を受け付けてくれるサービスを実施している場合もあります。
インタラクティブホワイトボードはかなり高価な商品となっているので、数多くのメーカーでこのような年間保守契約のサービスを行っているのですが、通常は購入した時に料金を支払うのが一般的であるため、分割して支払うようなことや、会費のように毎年支払うというものではありません。

2014年5月9日金曜日

教育のデジタル化の賛成意見

電子黒板やタブレットが小学校、中学校の義務教育の現場で導入されるようになってきていますが、これに関しては賛否両論あります。賛成派の意見としては、電子黒板やタブレット端末などに対応しているデジタル教科書などの電子黒板対応のソフトを使用することで、今よりも効率よく授業を行うことができるでしょう。ゆとり教育が廃止された今、勉強量が明らかに昔より増えています。しかし週休二日制は変わらず残っているので、結果的に毎日の授業時間を増やすしかないのです。授業の効率を少しでもよくすることで、子供たちの勉強への負担を軽減することができますし、わかりやすい授業を行うことですぐに理解できるようになるでしょう。電子黒板は通常の黒板と異なり、視覚的に展開しやすいので、授業に積極的に参加しやすくなります。また直接電子黒板に先生が操作することができるので、授業が途中で途切れてしまう心配もないのです。無線接続できる電子黒板も登場しているので、ケーブルによる事故なども未然に防ぐことができるでしょう。

2014年5月8日木曜日

黒板や教科書はなくなるべきではない

電子黒板やタブレット、デジタル教科書などが話題になってきており、小中学生の子供を持つ親にとっては非常に関心が高い話題でしょう。完全に黒板や教科書をなくしてしまうのはどうだろうという意見が多いのも事実です。

長い間、教科書や黒板は授業を進める上で活躍していました。それを一気にデジタル化に置き換えるのではなくて共存するという形をとってもいいのではないかと思うのです。親の世代は特に教科書や黒板で勉強していきているので、少なからず完全なデジタル化には抵抗を感じてしまいやすいのです。

もちろん電子黒板やタブレットなどにはメリットが多く、授業のわかりやすさにもつながりますし、効率のよい授業を進めることができるでしょう。しかし値段が高いですし、普及に関して学校での差が出てしまう可能性もあるのです。あくまでも黒板や教科書をメインとして考え、タブレットや電子黒板、デジタル教科者などは補助的に使われるのがよいのではないでしょうか。

2014年5月6日火曜日

教育現場へのタブレット導入によって読み書きが減ってしまう

小中学校での授業に電子黒板やタブレット端末、スマホなどを導入すると、授業を理解するだけではなく、コンピューターを扱う能力や、情報リテラシー能力など、社会で必要だと言われている様々なスキルを身に着けることができると言われています。また授業内容の幅が広がり、ただ聞いているだけの受け身の状態から、生徒自らが発言、質問する機会が増えて、積極的に参加する授業へと変わっていくことができると言われています。しかし反対意見も多く、電子黒板やタブレット端末を使用すると、ノートに書き写すという行為が減ってしまうのではないかと言われています。書き込む力が失われると、字が綺麗に書けなかったり、漢字を読めても書けなかったりする可能性もでてくるのです。読み書きをすることは子供の学習にとっては、一番基礎となるところですので、教育のITC化が進んだとしても、そこはなくさずに取り入れていってほしいですね。また値段的な面でも、国の予算でまかなえるのかという不安要素はあります。

2014年5月4日日曜日

電子黒板への移行時期は

電子黒板やタブレットの教育機関への導入は、いまだに全ての小中学校では行えていません。しかし試験的に始める学校も増えてきていることから、ゆくゆくは完全に移行していくのではないかと言われています。電子黒板を使用すると、画像などを拡大表示することができるので生徒に注目してほしい部分を意識づけさせることができます。学習効果の高い書き込みや画像であれば、生徒たちの興味や関心は、そこへ集中しているので理解度も深まり、偏差値が高くなるだろうと言われています。また従来の黒板であったら、前日の黒板をもう一度見せてと言われても不可能です。電子黒板やタブレットは、黒板状に書きこんだ情報を全て保存することができるので復習に役立ちます。またタブレットや電子黒板は、生徒たちにとってはテレビ感覚で扱うことができるので非常に便利でしょう。操作方法で手間取るのも最初だけで、大人よりも飲み込みが早いですので、取扱いが手間になるということはなさそうです。

2014年5月2日金曜日

電子黒板の働きとは

日本の電子黒板やタブレットの普及率は先進国の中では遅れていると言われています。そのため政府は急いで小中学校への電子黒板、タブレットの普及を推し進めています。

イギリスでは電子黒板の普及率が60%を超えているいと言われています。全ての教科で実施され、どの教員も使いこなすことが出来ているのです。電子黒板に関しては知られていない部分も多いですが、代表的な働きとしては操作、書き込み、保存の3つになります。

 

機能1.操作

コンピューターの映像をそのまま映し出したり、様々な資料を生徒たちに見やすいように提示することができたりします。このため、ただ教科書を眺める授業よりも集中力が向上すると言われており、先生の授業の効率も格段にアップするでしょう。また細かい表や図においても、今どこを指しているのかわかりにくい場合が多いですが、画面で提示すればだれでも簡単に理解できるでしょう。

 

機能2.書き込み

次に書き込みです。電子黒板の画面に直接書き込みすることができるので、地図や図表などの説明が非常にわかりやすくなります。またチョークやマジックなどに比べても、色々な表現方法が可能ですし、直線や円なども綺麗に正確に書くことができます。

 

機能3.保存

そして保存です。提示した画面も書き込んだ内容も全て保存することができるので、翌日の授業での見直しなどにも役立つでしょう。

2014年5月1日木曜日

電子黒板の導入が遅れているワケとは

電子黒板やタブレットを授業で使用するというのは、親世代ではなかなかピンとこないもの。子供たちに悪影響を与えてしまうのではないかと懸念する親も多いでしょう。親御さんが教育のIT化を懸念する点として、電子黒板を全ての学校に導入するのに、設置や設営に手間がかかるということです。またケーブルなどがたくさんある場合、生徒たちがそのケーブルにひっかかる恐れもあるのです。また価格の面でも、問題点は多いでしょう。電子黒板やタブレットを導入するとお金がかかります。安価なものでも10万円前後はしますし、色々な機能が付いた最新のものであれば、70~80万円するものもあるのです。いくら授業が効率よく進むとわかってはいても、なかなかすべての学校に設置するのは難しいのではないでしょう。さらに電子黒板だけを設置しても標準的な機能しか使えない状態です。もっと授業を効率よく、わかりやすくするためには、対応ソフトを別に購入しなければならないのです。本体機器の値段以外にもお金がかかるので、非常に大変でしょう。よって、その課題をいかにクリアーするかが重要になります。