2015年7月8日水曜日

シャープが提供する電子黒板『STUDYNET(スタディネット)』のタブレット連携の評判はどう?

かつてアナログが一般的だった黒板、しかし今は電子黒板が急速に導入され始めまして、本来黒板とは全く関連の無かった家電業などが続々参入しています。その中でもシャープが提供している電子黒板『STUDYNET(スタディネット)』は、導入台数はそれほど多くないようなのですが導入した教育機関などからすこぶる評価が高いとされるのです。

それは、生徒にとにかく書かせることに執着した作りになっていることでして、電子黒板に生徒全員が書いたことが比較表示される面白い仕組みがあります。

これは、自分が書いたものだけでなく他の生徒が書いた内容を一緒に見て比べることで他の生徒の価値観が理解出来たり、どのように他の生徒とコミュンケーションに生かせるかなどを自己分析出来たりする機会が生まれやすいと言えるでしょう。

多くの電子黒板においては教育の効率性を高めることに重点が置かれているようですが、電子黒板でありながらも手書きにこだわる姿勢は非常に称賛に値します。

電子黒板の導入学校事例-佐賀県みやき町立中原小学校-

佐賀県にある三養基郡みやき町では、町全体で電子黒板導入事業を進めて今ではすべての町立小中学校に導入されています。もともと、教育を充実させて人口を増加させると言う指針にて行われたのです。

その中の町立N小学校では、どんな離れた席の生徒でも見られるように教室には84型の非常に大きい電子黒板が利用され、子供たちの物事の説明力について大きな向上が見られると言います。

元々性格的に内向的な生徒は前に出て発言するのさえも大変でしたが、電子黒板を併用することで物怖じせずに説明が出来ると言う結果を生み出したのでしょう。

この学校では電子黒板を導入したことで、非常に大きい教材を導入しやすくなったとされます。ある程度小さなデータでも電子黒板で自動的に拡大できることで、教師の教材作成に掛かる事務量が大幅に低減できたと評価しているのです。

また、驚きなのは体育の授業でも生徒の運動状態を見るために84型の電子黒板を採用していると言うことでして、通常の頭脳学習以外にも役立てているのが特筆に値します。

2015年7月1日水曜日

電子黒板の導入学校事例-滋賀県・学園-

滋賀県ある学園は中高一貫校でして、平成21年度の早期から国の補助金を使ってすべての一般教室に電子黒板やプロジェクターを先進的な学校です。しかし、タブレットとの連携はまだ完全に進めてはおらず、生徒がペンでしっかりノートを取る作業を重視しています。

この学校で採用しているのはプロジェクターと一体化した電子黒板でして、プロジェクターで教科書を移しながら電子黒板に映すことが出来るのです。これにより、生徒は教師の教科書の中の訂正や指示などを電子黒板から理解することも出来るでしょう。

電子黒板とプロジェクターの一体化は、教師は普段使う独自開発した電子教卓で行われています。教師が生徒に教えやすく、そして生徒も教師の指示を分かりやすく見られることを最も重視しているのです。

このように電子黒板と言うデジタル機器を導入しながらも、きちんと生徒自身で自主的に覚えるように授業を進めているのが大きな特徴となっています。