2014年11月24日月曜日

普通教室でのICT環境を活用した授業の実証研究について

富山大学人間発達科学部附属小学校では、普通教室でのICT環境を活用した授業の実証研究がおこなわれます。これはチエルやNEC、レノボジャパンなど7社が協力し、生徒1人につき1台のタブレット端末、デジタル教材、プロジェクター、電子黒板などを用意して、細心のICT環境を効果的に活用する授業の事例を共同で開発使用とする試みです。学校における日常的なICT活用のあり方を検証する実証研究をスタートさせるのです。富山大学附属小では、この実証研究を、公開研究発表会や各種研究会、公開授業などを通して、全国の公立学校に研究の成果を公表していきます。最新のIC環境を活用した授業実践の内容はこれから先非常に重要になりますし、まだ電子黒板やタブレット端末があまり普及していない地域にとっては、どのように授業に取り入れていけばよいかを知っておくことは非常に重要になるでしょう。持続可能で日常的なICTの活用が大切ですし、教員のICT活用指導力や環境整備の状況なども重要になってくるでしょう。

2014年11月19日水曜日

子供たちにとってICT機器は日常的に使われている

子供たちにとってもパソコンやスマートフォンなどのICT機器に接する機会は日常的にあります。操作に関しても多くの子供たちは教える前から使えるケースが増えています。自宅での環境だけではなく、学校機関でも電子黒板やタブレット端末を使用した授業は増えており、一斉授業や個別学習に用いられています。電子黒板などのICT機器を利用することによって、子供たち同士が教え合う環境を生み、学び合う協働学習が行われると言われています。21世紀に生きる子供たちにとってICT機器の利用は非常に重要であり、学びのイノベーションとも言われているのです。しかし現実には、小学校では15%、中学校では9%しか普通教室にパソコンが設置されていないといわれています。まだまだ完全は教育のICT化は進んでいませんので、これからますます進めていかなければならないのです。電子黒板の使用はメリットだけでなく、デメリットも存在しますが、利点を上手く利用しながら授業を進めていくとよいでしょう。

2014年11月16日日曜日

電子黒板やパソコンを駆使して授業を行える先生は意外と少ない?

教室で先生が電子黒板やパソコンを使用して授業を行う姿も今では普通の光景になってきています。しかしハードの整備や指導ができる教員の数は増加しているとはいうものの、現状はいまだにきちんとしたICT機器の指導を行うことができない先生も少なからずおり、地域的な偏りがあると言われています。普通教室に校内LANの整備は、非常に進んでいます。また電子黒板の普及も倍速で進んでいると言われています。ハードの整備が整うなか、ICTをクシした授業も次第に増えてきています。授業中にICTを活用した授業を行う能力がある先生の割合は、62.3%と言われています。つまり半分の先生は、ICT機器の授業を行うことができるけれど、40%の先生はそれができていないという現状があるのです。そのため先生のICT活用指導力の研修を受けるべきと言われているのです。しかし4人に3人は研修を受けていないという結果がでており、このことから先生の能力が上がってこないと懸念されています。

2014年11月14日金曜日

電子黒板の整備に関しては、地域差が生じている

文部科学省がまとめた「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」によると、電子黒板の導入などの、義務教育現場でのICT環境整備は、着実に進んでいますが、都道府県ごとに整備の状況や活用指導力に差が生じてきていると言われています。電子黒板は現在全国で7万台以上が導入されており、72%を超える効率小中学校に配置されています。しかしこの割合も都道府県によって差が生じてしまっているのです。この差が生じる原因は、自治体の財政事情が影響していると言われていますが、それだけではなく、情報化にかんする考え方にも違いがあると言われています。また設備の有無に関しての先生の指導力も異なると言われているのです。授業中にICTを活用して指導する力がない教員ばかりではせっかくの電子黒板もきちんと有効に使われていないというケースも多くなってしまうのです。国としては各都道府県による違いをなくし、情報能力の格差を招かないように対策を考えなければなりません。

2014年11月12日水曜日

教育環境改善に動く自治体は意外と少ない?

政府が成長戦略の一環として、海底した世界最先端IT国家創造宣言は、教育、学習環境の構築を主としています。学校の環境が整備されなければ、家庭にもつなげることはできないと言われており、学校教育環境の改善という意味では電子黒板は大きな意味を持つでしょう。電子黒板はタブレット端末やスマートフォンなどと同じように、仕事や社会生活では欠かせない存在になってきています。文部科学省によると、タブレット端末や電子黒板の導入や拡大に積極的に取り組んでいる自治体は全国で109程度と言われています。この数字は多いように見受けられますが、実際には全国にある自治体の10%にも達していないのです。学校での教育環境を整えるためには、自治体の働きや対応は非常に重要になります。各自治体が積極的に対応することでより教育のICT化を進めていうことができるでしょう。自治体の積極的な対応を促すためには、保護者や先生など学校現場から声を上げる事も重要になってきます。

2014年11月11日火曜日

1人に1台のタブレット端末導入について

全国各地で、電子黒板やタブレット端末の導入は着々と進められてきています。特に佐賀県の武雄市では平成27年4月より市内にある市立中学校に、生徒1人に対して1台のタブレット端末を導入することを発表しています。またタブレット端末だけでなく、電子黒板の導入も急ピッチで進められています。また教育委員の増員や、官民一体型の学校創設なども行われる予定です。武雄市では教育改革を行うことを目標に掲げているため、教育委員会の委員の数も5人から10人に倍増しました。教育委員がいなければ、はじめから先生1人で生徒たちを見ることは難しいですので、できるだけ教育委員会の人数を増やした方が得策でしょう。教育委員を定着させることで、より一層教育は充実したものになるでしょう。武雄市によると、タブレットを1人につき1台渡すと、1億3272万円もの予算がかかってしまうことになります。地域的に教育のICT化に差が生じてしまうのは、武雄市のようにお金がある市町村もあれば、電子機器を用意できない市町村もあるでしょう。

ICT授業を受けた生徒たちの全国学力テストの平均点がアップ

文部科学省によると、全国学力テストの結果から、電子黒板やタブレット端末などICTを活用して協働学習を行い、解決型、課題発見型の学習を指導に力を入れた学校の方が、全ての教科に置いて正答率の平均が、高い傾向にあることがわかりました。つまりICT教育を行った方が、学力が向上する可能性があるということが示唆されたのです。パソコンや電子黒板、プロジェクターなどを使用して、子供同士が教え合って、学び合う協働学習を行う学校は年々増えてきていると言われています。また課題を自ら発見して、解決していく自己主導型の学習を行う学校も徐々にではありますが、その割合は高くなってきています。特に国語や算数などの授業で活用されることが多いと言われており、国語の授業でICT機器を利用すると、理解力が高まるのではないかと言われています。これから年々電子黒板やタブレットを導入する学校は増えてくるでしょう。そんな中で子供たちの学力が今よりもさらに高まればこれほど嬉しいことはありませんね

教育のICT化を行うことで情報リテラシー能力を得ることができる

2010年にipadが登場してから、学習用デジタル教科書の概念が一般的になってきたと言われています。電子黒板やタブレット端末を利用した教育を進めることで、その次の授業観を提示できると言われています。以前までパソコン室でのみ、ICT教育が行われていましたが、情報活用の実践力を高めるための情報教育は普通教室でも行われるようになってきています。電子黒板やタブレット端末を使用することでどのような能力をつけることができるのでしょうか?その1つが情報スキル、情報リテラシーと呼ばれる力になります。莫大な情報がある現代において、自分にとって必要な情報、正しい情報を選別する能力が必要になってくると言われています。子供のうちから、電子黒板やタブレット端末などの電子機器を使用しておくことで、情報に対する柔軟性がつき、情報解析能力や見極める力がつくと言われています。まだまだ全ての教室に電子黒板を配置できていないという実情はありますが、早急に進めてもらいたいものです。

教育のICT化が広がることで現場の雰囲気が変わる

情報通信技術、ICTへの対応は、国家戦略に掲げるほど、国にとって重要な問題になります。特に小学校や中学校での義務教育機関でのICT化は早く進められるべきであると言われています。次の世代を生き抜いていくためには、ICTの活用能力は重要であり、この能力を身に着けてこそ社会に出て必要とされていくでしょう。学校に電子黒板やタブレット端末などのICT機器が導入されれば、学力向上なども期待でき、教育効果も上がると言われています。一昔前では、パソコンは特別な存在でしたが、最近では自宅でも学校でもパソコンがあるのは当たり前の環境になってきていますし、教室内に電子黒板があることも珍しくはありません。十分に活用されなければ これらのICT機器はムダになってしまいますので効率のよい授業を行うようにするとよいでしょう。ICT環境が充実すれば、自然と学校に対する可能性も広がってくると言われていますよ。電子黒板を使用すれば、関心、意欲、態度などは向上すると言われています。