2014年11月14日金曜日

電子黒板の整備に関しては、地域差が生じている

文部科学省がまとめた「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」によると、電子黒板の導入などの、義務教育現場でのICT環境整備は、着実に進んでいますが、都道府県ごとに整備の状況や活用指導力に差が生じてきていると言われています。電子黒板は現在全国で7万台以上が導入されており、72%を超える効率小中学校に配置されています。しかしこの割合も都道府県によって差が生じてしまっているのです。この差が生じる原因は、自治体の財政事情が影響していると言われていますが、それだけではなく、情報化にかんする考え方にも違いがあると言われています。また設備の有無に関しての先生の指導力も異なると言われているのです。授業中にICTを活用して指導する力がない教員ばかりではせっかくの電子黒板もきちんと有効に使われていないというケースも多くなってしまうのです。国としては各都道府県による違いをなくし、情報能力の格差を招かないように対策を考えなければなりません。

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