2015年1月16日金曜日

電子黒板導入の実態

国では義務教育現場への電子黒板の導入を進めるために、2017年度までに電子黒板を1教室に1台配備することを目標に掲げています。教育のICT化を推進するために、2014~201年度の4年間で6712億円もの地方財政処置が講じられているのです。2013年度の現状では、電子黒板は前年に比べると1万台は増えているものの
1校につき2~3台程度であり、1教室に1台になるまでにはまだまだ時間がかかるとお言われています。実際1教室に1台なければ、電子黒板のある教室にわざわざ移動をして授業を受けなければなりません。また全校生徒で2~3台の電子黒板を使うとなると、電子黒板の授業を受けられる回数は極めて限られており、効率のよい授業をするためにはまだまだ課題がたくさんあるという現状でしょう。また実際に授業で使用したことがある教員というのは3割程度と言われており、使用した経験がないという教員が7割にも及ぶという結果が出ています。電子黒板の設置の普及も重要ですが、教員の指導に関しても進めていかなければなりません。

0 件のコメント:

コメントを投稿