2015年1月20日火曜日

電子黒板使用に対する満足度

電子黒板を利用する回数が多い教科は、国語、算数、社会、理科、英語の主要5教科であると言われています。特に小学校では算数の授業で44%、中学校では理科34%、高校では国語での使用が多いという結果が出ています。電子黒板を使用しての満足度としては、画面の見やすさ、タッチパネルの操作のしやすさは満足しているという意見が非常に多い傾向があります。しかし授業前の準備のしやすさに関しては不満に感じている教員が非常に多いです。電子黒板本体やソフトウェアの起動に時間がかかったり、電子教材の種類が少なく授業内容を考えるのに時間がかかってしまったりするケースも多いようです。また電子黒板使用に対する教員へのサポート体制も不十分な教育機関が多いのも現状です。教員によってはどのような授業を展開していけばよいか分からないので、電子黒板の使用をためらってしまう場合もあるのです。今後授業の効率化を図る上で、電子黒板は必要不可欠なツールになってきますので、教員への指導にも重点を入れる必要があるでしょう。

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