2015年1月19日月曜日

電子黒板の導入でも教員への負担は減っていない現状

電子黒板がいまだにあまり普及していない現状は、電子黒板の導入数が少ないことに原因があるでしょう。可動式の電子黒板を共有して使用している場合には、事前に設置する必要があり、手間がかかってしまいます。また階の違う教室への移動はなかなか難しく、エレベーターがなければ不可能な場合もあるでしょう。毎回教室まで運んで設置しても、キャリブレーションと呼ばれるペンの位置合わせをしなければなりませんし、教員への負担は従来の黒板を使った授業よりも増えてしまうこともあるのです。教員の授業への負担をなくすことも1つの目的として組み込まれているはずなのに、実際のところは教員にとって手間になってしまい、なかなか積極的に電子黒板を使用しようという教員が増えてこないようです。また授業で電子黒板を使うばあいには、授業前に休み時間など、時間的な余裕がある1、3、5時間目への使用が集中して行われているようです。今後は1教室に1台の導入で、時間を気にせず電子黒板での授業を行うことができるでしょう。

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