2015年12月8日火曜日

電子黒板導入小中学校約60%が活用難にあえでいる

学校での授業をスムーズにさせる教育ICTですが、その代表的なアイテムとして色んな学校に配置されているのが電子黒板です。しかし、この電子黒板は全国の小中学校にかなり導入されているのにも関わらず、このうち60%を超える学校で上手く活用がなされていないと言う事実があります。

これは電子黒板の機能そのものがまだ覚えられないと言う問題もあるのですが、教師によっては分かりやすく説明することをむしろ電子黒板で出来ないと言うジレンマを抱えることもあるようです。また、もう1つの大きな原因としてICT支援スタッフを十分に配置できていないと言う現状もあるでしょう。

電子黒板は年輩の教師にとっては難解なことも否めず、今まで長年の教え方は問題が無いのですが電子黒板でそれを体現出来ないと言う課題が非常に重くのしかかっていると言えます。しかし、その反面若い教師にとっては経験の無さを電子黒板のビジュアル機能で生徒に理解させる利便性があるようです。

始まったばかりの電子黒板活用。教育にITツールが活用されること事態重要なことですが、教育の本質をゆがめてまで導入する必要はないでしょう。
逆に、教育理念が確立され、電子黒板が必要だと判断できれば、導入すべきで、今は順番が逆になっているのが事実です。

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